指しゃぶりは無理なくやめる|ふじ歯科クリニック|叡山本線「修学院駅」から徒歩5分の歯医者

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指しゃぶりは無理なくやめる|ふじ歯科クリニック|叡山本線「修学院駅」から徒歩5分の歯医者

指しゃぶりは無理なくやめる

こんにちは。ふじ歯科クリニックです。

4月も半ばを過ぎ、環境が大きく変わった方も少しずつ新生活にも慣れてきた頃でしょうか?

新たな環境でワクワクする事も多いですが、知らず知らずのうちに

ストレスも蓄積しているかも知れません。

子どもの指しゃぶりも環境の変化やストレスによって悪化してしまう可能性があります。

保育園や幼稚園に通い始めているのに指しゃぶりをやめられず、

悩まれているお父さんお母さんはおられませんか?

実は我が家の娘も生まれたときからの癖である指吸いをやめられずにいます。

離乳期の赤ちゃんの指しゃぶりはまったく罪のないもので、不安や緊張を解消する効果があるとされています。一般に3歳までの指しゃぶりは気にしなくてよいとされていますが、指しゃぶりの習慣が長期間続くと、出っ歯になったり、上下の前を咬み合わせたときに、隙間ができてしまうなど、歯並びを悪くする原因となることがあります。

乳歯がそろう頃までに昼間の目立った指しゃぶりはなくなりますが、3歳児の約20%は指しゃぶりの癖をもっています。子どもによっては4~5歳頃まで指しゃぶりが続きますが、保育園や幼稚園での子ども同士の交わりの中で社会性が芽生え自然に消えていくようです。しかし4歳以下でも習慣化するおそれがあるとき(吸いダコができているような場合)は、早めの指導が必要となることもあります。習慣化すると、歯並びや咬み合わせに影響するだけでなく、発音や嚥下、口元の突出、あごの発育への影響も出てくるからです。

生活のリズムを整え、外遊びをさせ、家の中でもできるだけ手や指を使って遊ぶ機会を増やしてみましょう。寝付くまでの間、子どもの手を握って指をマッサージしてあげることで、無理なく指しゃぶりが消えていく事もあります。

また、上の写真に載せている「ゆびたこ」という絵本がオススメです。表紙からなかなかインパクトがありますよね。内容はネタバレになるのでここでは触れませんが、子ども達がこぞってゆびたこを嫌いになるお話です。

指しゃぶりは精神依存の部分があるので、親が無理やり”やめなさい”というこちらの都合を押し付けると、悪化する可能性があります。

親子ともに疲れてしまわない程度に無理せず

生活や遊びの中でやめられるようにしていきたいですね。

どうしてもやめられずお困りのお父さんお母さんは抱え込まず、当院に一度ご相談ください。お子さんに合った解決策を一緒に探していきましょう!